得松ショージ
錬夢術遊戯

　夢を見た、不思議な夢を見た……なつかしのあの名画･衝撃のあの映像からイメージは自在に広がり、増殖し、丹念な工芸品にも似た美しい絵とストーリーがノスタルジー･エロス･ファンタジーの世界へと誘う。前衛的漫画雑誌「ガロ」に掲載された漫画作品に新作を加えた珠玉の短編集。

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永和良之助
えひめ福祉オンブズネットからの報告
なぜ高齢者福祉は腐蝕するのか

　雑誌『世界』に発表した論文を発端とする県老人福祉施設協議会の実習生受け入れ拒否事件と「えひめ福祉オンブズネット」の設立。同オンブズの情報公開請求によって入手した「老人福祉施設指導台帳」により明らかになる特養老人ホームの運営状況。愛媛の高齢者福祉の現状を紹介しながら誰にでもできる資料の分析方法とその結果をわかりやすく解説する。

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神山恭昭
わしの新聞　　　
−わしのためのわしによる わしだけの−



　時地方中年都市に住む一人の男のもろくも美しい愛と苦悩とぼやきの日々。
　『松山百点』の「わしの新聞」、『子規新報』の「俳句絵日記」、名作「駄犬物語」「従兄弟と空気銃」などの話題作を満載しておおくりします。

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敷村良子
ふだん冒険記

　「今の時代を、さりげない日常を、しなやかな感性で真摯に生きる。−だから、ふだんが冒険−

冒険というのは、高い山に登ったり、広い海を渡ったりすることだけではない。どんなことでもいい、目標に向かって進んでいければ、それが冒険だ。うんざりする日常も、冒険の日々だと考えると、見え方が変わってくる。（本書「日常という冒険」より）
　坊っちゃん文学賞受賞者 敷村良子 初のエッセイ集

　　　・敷村さんのホームページ（よいこの仕事場）

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岡崎直司
−まちのデザイン−
歩キ目デスは見た！　　

　目玉の散歩、四歩、五歩−−何気なくブラリと街に出る。上下、左右、そして前後、ためすがめつとに角、四方八方に目を向けて宝物探しをする。
　マンホール・窓・壁・屋根・道に建物、町は面白いものたちに満ちている。
　「見る」「視る」「観る」のウォッチング進化論、なつかしい町・八幡浜が驚きと発見の町となってよみがえる。

　　　

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杉岡　泰
石の博物誌(2)
瀬戸『石』海道　　

　悠久の生命を持つ石、それは過去と未来を結ぶロマンのメディア。
ユニークな視点から石と人との関わりを探り好評を博した『石の博物誌（四国・瀬戸内編）』（愛媛出版文化賞受賞）の第二弾！
　−−瀬戸内海という花道を、文化や権力、人間、宗教、物質、その他ありとあらゆるものが下手から上手へ、すなわち西から東へ上って行った。辿り着いたところには石の舞台が待っていた。−（本文より）

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小松紀子
キャベツの行方　　日本図書館協会選定図書

　「先生、えらいお医者さんにならんと、ずっとここに居てわたしらを診てや」
そんな診察室を舞台に繰り広げられる人間模様が教えてくれる、紀子先生流人生の味わい方
−−深い英知に培われ、しかも上質のウイットに富んだ作品群から、エッセー本来の持ち味の醍醐味を読者はまちがいなく満喫するにちがいない。（菊池佐紀氏あとがきより）

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小西昭夫
金曜日の朝
1995年度愛媛新聞文芸特集｢俳句｣ 欄 小西選

　愛媛新聞朝刊金曜日の投句欄、小西昭夫選の1995年分の総集編。
選句に対し、何故その句を採るのかという選評に大きく紙面を割き、親しみやすく新鮮な新聞俳壇を展開。選者と投句者の一年間四季折々の言葉の行き来を再録する。
風ブックス第３弾！！

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藤沢真理子
風　の　祈　り
−四国遍路とボランタリズム−

　四国八十八ヵ所を巡るお遍路さんとそれを助けた四国の人々の関係の中に、日本的福祉思想、ボランタリズムの原点の一つがあるのではないだろうか、それはこれから本格的高齢社会を迎える日本にとって一つの示唆を与えるのではないだろうか。
−若い感性が見つめなおす四国遍路とお接待。− 風ブックス第４弾！！

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松田ちから
歌を歌えば心がはずむ

　乳幼児のお母さん方・保育に携わっている先生方へ
　発達に遅れのあると言われる子ども達と関わるようになって二十年の年月が経ちました。いろいろな子ども達との出会いの中から生まれた､ 歌やお遊ぎ､ 手作りおもちゃや楽しいゲーム等を､ 楽譜・絵付きでご紹介します。

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