ISBN978-4-86037-091-6 四六判・並製本・187頁 定価:1500円+税 

山本万喜雄
共育はよろこび

 大学での授業づくり、養護学校での学校づくり、地域での子育て支援活動等の実践の現場から、教育の仕事を報告。「共育」をキーワードに世界の広がり、仲間のつながり、新しい自分の発見という三つの学ぶよろこびを伝える。
 ISBN978-4-86037-089-3 A5判・上製本・128頁 定価:2000円+税 

町立久万美術館
造形思考の軌跡−森堯茂彫刻の70年

 日本の抽象彫刻の黎明期(1950〜60年代)、彫刻家・森堯茂は気鋭の作家として活躍した。
 その時代に注目を集めた作品を県内で初公開した久万美術館の企画展「造形思考の軌跡 森堯茂 彫刻の70年」(2008年10月〜11月)のカタログ。
 70年間の制作活動を俯瞰しながら、筆者7人(再録を含む)が作家論、時代背景、作品論を連動させて、「造形思考の軌跡」を浮かび上がらせた本格的な作品論集。

 ISBN978-4-86037-088-6 A5判・並製本・212頁 定価:1800円+税 

立川 涼
21世紀を想う
−教育・環境・諸事−


 環境化学という緊急の新分野の創始者として世界的な研究成果をあげ、また発想豊かな教育者として活躍してきた著者の、一般向けに書いた文章や講演録をまとめた。同時に研究と教育に賭けた人生を振り返る自分史を収める。

 ISBN978-4-86037-085-5 A5判・並製本・158頁 定価:1600円+税 

武田正浩
博物館モノ(資料)語り
−集める・残す・伝える−

新しい学芸員のための博物館資料論。
   博物館の主役「資料(モノ)」。それは博物館活動の生命線といえる。モノをいかに収集し、保存し、活用していくか。その方法、考え方を、自然史博物館に勤務する著者が、現場での実践と研究をもとに明らかにする。

 Q&A方式により、具体的にわかりやすく解説、
           博物館業務に携わる人必読の書。


 ISBN978-4-86037-084-8 大型判・上製本・32頁 定価:1300円+税 

松浦梅子/松浦友貴
ハナ子ありがとう

 「ハナ子」は愛媛県立とべ動物園にいたインドぞう。人なつっこくやさしい人気者でした。2006年7月、病気で亡くなるまでの33年間をせいいっぱい生きました。そんなハナ子がいたことを、多くの子どもたちに伝えたい。絵本のなかで、子どもたちの大好きだったハナ子にもう一度出会ってください。

 命の大切さを伝える心あたたまる感動の絵本

 ISBN798-4-86037-081-7 A5判・並製本・221頁 定価:1600円+税 

得松ショージ
猥々シネマ快館2

 名作映画のエロスシーンだけに注目した異色のシネマガイドブック。イラストぎっしり、中身充実、明るい好奇心、溢れるユーモア、エロスの中に人生を考える。忘れ得ぬ名画50本を収録

 好評の前作『猥々シネマ快館』に続く官能的映画讃歌第2弾!

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 ISBN4-86037-077-5 四六判・上製本・124頁 定価:1200円+税 

木野内孔
小説 塩成堀切

 約400年の昔、四国の西端佐田岬半島の中程に運河の開削を試みた男たちがいた。乏しい資料から空想の翼を広げ、ついに完成しなかった難事業に立ち向かった男たちを描く。

 ISBN4-86037-076-7 B5判・並製本・78頁 定価:1800円+税 

山崎善啓
太平洋戦争下の旅客輸送

 太平洋戦争中、「鉄道は兵器なり」として軍事輸送に重点が置かれ、旅客輸送は会社・工場への通勤を主としてダイヤが編成され、一般旅客は身内の病気見舞や危篤にも乗車できなくなっていた。
 こうした旅客輸送の実態を当時の新聞記事・時刻表から読み取り、一般国民がいかに旅客輸送から締めだされ困窮していたかを洗いだす。

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 ISBN4-86037-075-9 四六判・上製本・412頁 定価:3800円+税 

木下博民
芝 義 太 郎
■幸運を手綱した男の物語■

 愛媛県宇和島に生まれた芝義太郎は、生家没落後、九州・筑豊炭田での炭坑員を振り出しに頭角を顕し、全国各地で炭坑を開発経営、大正3年、北海道阿寒の山奥で、北海炭礦鉄道株式会社を興す(後、雄別炭礦鉄道株式会社)。
 石炭運輸で一世を風靡した後、東京機械製作所を経営。戦後、工作機械から高速輪転印刷機へ業種を転換し、業界最大手の会社に成長させる。

明治・大正・昭和と激動の日本を、その苦難と発展と共に生きてきた芝義太郎の人生を辿る。

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 ISBN4-86037-074-0 四六判・並製本・304頁 定価:1800円+税 

山中利之
えひめ丸事故・怒りと悲しみの狭間で

 2001年(平成13年)2月10日、午前8時43分。アメリカのハワイ沖で愛媛県立宇和島水産高校の実習船えひめ丸が、アメリカ海軍の原子力潜水艦グリーンビルに衝突され、沈没した。生徒・教員・乗組員35人のうち、26人が救助され、生徒4人を含む9人の命が犠牲となった。

 あの事故から5年 ― 。
 失われた命の尊さとともに、今、伝えておかねばならない。

 えひめ丸は何故沈没したのか。潜水艦の中で起きた衝撃の事実とは。事故に翻弄される被害者やその家族たち。そうして人々は、どのようにして次への一歩を踏み出したか。
 揺れ動く被害者たちの「心」を5年に渡り取材し続けてきた著者が、メディアが伝え切れなかった事故の真実を、今、明らかにする。

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